2013年12月14日、これまでの背景モードのオプションに加えて新たに[背景の削除(透過)]オプション(ベータ版)をリリース致しましたのでお知らせ致します。

・背景透過オプションの利用方法について
画面右側の設定画面内、[背景色]のプルダウンメニューより[背景の削除(透過)]を選択する事により、画像内における被写体以外(背景)の部分が透明化されます。
※[背景の削除(透過)]オプションを仕様するには[AUTO CROP]機能をオンにしている事が前提となります。

・[背景の削除(透過)]オプションを利用した際に加工精度をより上げるヒント。

1：[AUTO CROP]オプション内[マスク機能]プルダウンメニューより[カスタムマスク]を選択します。

2：[マスクレベル]、[マスクのにじみ効果]、[感度補正]の3つの項目の数値をオリジナル写真の状態に合わせて可能な限り低い数値に変更します。

※[感度補正] や[マスクレベル]の値を下げる事で、被写体の周囲の影が除去されていきます。
レベルを下げ過ぎると、被写体内における背景色に近い色味部分へのマスクがかかり難くなり、その部分も透過処理される場合があります。ご注意ください。

※[マスクのにじみ効果] の値を下げる事で、被写体の輪郭部分と背景の境目がよりくっきりと表現されます。
レベルを下げ過ぎると、オリジナル画像の被写体の色味や影の映り込み具合によっては被写体の輪郭部分と背景の境目が不自然に鋭角的になります。ご注意ください。


・項目設定値の違いによる加工後の結果事例
下図は[マスクレベル]、[マスクのにじみ効果]、[感度補正]の3つの項目の設定数値別の加工精度の事例です。
※加工精度結果はオリジナル画像によって異なって参ります。あくまで参考としてご認識くださいませ。

・マスクツールと組み合わせて使う。
被写体と背景の境目をより厳密に切り取りたい場合、マスクツールと組み合わせてご利用頂きますとより正確な切り取り加工が可能となります。

※マスクツールについてはコチラも合わせてご覧ください。
マスクツールについてのBlog(2013年12月4日エントリー)はコチラ

まずは全ての画像をバッチ処理で加工し、加工後個別に画像をチェック、問題がある画像のみマスクツールを利用して加工する等、利用するオプションの組み合わせで、更に処理の精度やスピードが向上します。

是非お試しくださいませ。




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